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佐々木翔子 個展

2019.03.06

先週の土曜日より

佐々木翔子さんの個展が始まっております。

 

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店内には春らしい色合いの器がたくさん並んでおります。

こちらは初日の写真なので すでに完売になってしまったものも多いのですが

まだまだ可愛らしい器がたくさんございます。

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シンプルだけれど、カッティングが美しい器。

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美味しそうな箸置き

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春、夏のお茶会で使ったら

きっと素敵な茶杓

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3/10(日)まで開催です。

佐々木翔子 個展

3/2(土)-3/10(日)

11:00−18:00

 

フランス旅行記4

2019.03.06

フランス旅行記4

帰国の日です。

夜の便まで時間があるので

オルセー美術館へ行きました。

印象派の名画がたくさんあり見応えのある美術館でした。

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こちらで感動したのは、モネの睡蓮の前で

小学生の子どもたちが授業をしていたことです。

絵の説明を聞いたり、スケッチしたりしていました。

パリではきっと普通の光景なのかもしれません。

子どもの頃から身近なところに芸術があり音楽がある。

それが当たり前。

羨ましく思いながらその様子を眺めていました。

 

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お昼は美術館内のカフェに。

美術館のカフェは何も言わなくても英語のメニューを

持って来てくれるし、入りやすくて、美味しくて良いですね。

 

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飛行機は深夜の便なのですが

混んでいるときはパリ市内から空港まで3時間かかることもある

と書いてある情報を見て、(普通は1時間です)

心配になって早めに空港に向かいました。

 

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余裕を持って到着。荷物も預けて

搭乗ゲートを確認して、これで完璧。

ちょっと時間があるので、お茶でもしてこようかな。

と思って席を外しました。

1時間くらい経って再度搭乗ゲートへ戻ると

なんだか様子がおかしい・・・。

羽田行きだったはずの搭乗ゲートに香港と書いてあるではないですか!

慌てて近くの空港のお姉さんに聞いてみましたが、

「このチケットを見るとあなたの登場ゲートはそこであっているわよ。」

と言われ、

全体のフライトが書いてあるボードのところへ戻っても、

羽田の文字は見つからず。。。

ものすごく焦って、他の方に再度聞いてみたら

乗り場が大幅に変わっていました。

モノレールでまた別の乗り場へ移動して。。。

再度 保安検査をやり直すという。

最後の最後ですごくバタバタしましたが、

なんとか無事に楽しく帰ってくることができました。

一人旅だと、全てが自分次第で心配なこともありますが

勉強になることが多くて 良い経験でした。

海外で、見て学んだことを

何かの形でお店にいかしていけると良いなと思っています。

フランス旅行記 その3

2019.02.21

すっかり日常に戻ってしまいましたが

フランス旅行記 その3

3日目はパリで一番大きな蚤の市

クリニャンクールへ行きました。

クリニャンクールはパリの中でもあまり治安のよくない地域。

初めて行くのに一人ではちょっと心配。。

(電車でスリにバックごと引きずり降ろされたという話も聞いたり…)

ということで、友人に紹介してもらった日本人の女性に付き添いをお願いしました。

現在は、パリ在住ですが、

新潟市に住んでいたこともある女性なので、初めてお会いしたのに

初対面ではないようなそんな感覚で、すぐに仲良くなりました。

本当に優しくて、素敵な方で!

今 思い出しても出会いに感謝です。

フランス語が話せる彼女がいるので、色々安心。

いつの時代のお皿なのかとか、価格のこととか

色々お願いして聞いてもらいました。

そんなこんなで良い仕入れができました。

明日の晩に一緒にご飯を食べる約束をして別れた後は、

ただひたすらにパリの街を歩き続けました。

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美しかった。

どこを見ても。

見ていて飽きない風景でした。

 

3日が経ち、少しずつ緊張がほぐれて来たので

勇気を出してホテルの近くのレストランへ入って夕ご飯を食べました。

(それまではお惣菜屋さんやスーパーで買ったものをホテルで食べて過ごしていました)

内装がフランスっぽい可愛いお店だなと思って入ったら、

まさかの中東料理屋さんだったという。

メイン料理がケバブ!笑

私が唯一 行ったことのある海外

イランで散々ケバブは食べたのに

まさかここでも!と自分でツッコミを入れながらも美味しく頂きました。

 

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パリへ行く前に

たくさんの方にスリに気をつけて!と言われて

防犯対策をものすごく念入りにして臨んだのに

お店に携帯を忘れてしまうという大失態。

お店の方が走って追いかけて来てくれたので助かりましたが

普通でしたら、盗まれていましたよね。

本当に、、、。

どこか詰めが甘いからみんなに心配されるのね。と反省しました。

 

そして4日目。

旅の終わりも近づいて来ました。

まずはモンマルトルの丘へ。

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昔の街並みが残る場所。

パリの景色を一望できます。

モンマルトルはまさに想像していたパリの雰囲気。

街中とは違うゆったりとした空気が流れています。

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 映画 アメリの舞台になったカフェも。

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イメージしていたパリの雰囲気を堪能した後は

近代的な建築も。

世界的に有名な建築家「フランク・O・ゲーリー」の設計

ルイヴィトン財団美術館へも行きました。

ガラスの船。

無機質で硬いガラスを使って、しなやかで曲線的な建物を作るなんて。

 

 

 

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 前日にも行ったけれど、閉館時間がギリギリで諦めた

サントシャペル教会へも行きました。

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こうしてあっという間に

4日間が過ぎ

残すは帰国の最終日となりました。

 

ーその4へ続くー

 

フランス旅行記 その2

2019.02.17

2日目は路面電車に乗って朝からヴァンヴ蚤の市に。

素敵な器やカトラリーを探し求めて必死になっていたので

写真は一枚も撮りませんでした。

(一枚くらい撮っておけばよかったなぁと後悔…)

パリでは大きい蚤の市が3箇所あるようです。

そのうちのヴァンヴは青空市のような感じで

ちょっとアットホームで

まさに想像していた雰囲気の蚤の市でした。

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到着してすぐに

この手前のディワゴン サルグミンヌ窯のお花や蝶が描かれている

プレートを見つけて心の中で

「きゃー素敵」と叫びました。

フランス語はいくらですか?もう少し安くなりますか?これにします。

くらいしか覚えていかなかったので、

あとは英語の単語とジェスチャー(電卓やノート)でやり取りしました。

19世紀のプレートだそうです。

こんな日本人なのにマダムはとても親切に対応してくれてありがたかったです。

たまたま最初に立ち寄ったお店ですぐに

このプレートに出会いましたが、他のところでは1枚も見かけませんでした。

偶然良い出会いができてよかったです。

(こちらのプレートは全て完売となりました)

 

お皿だけでなく、調理器具や絵やお洋服やレースやボタンや色々あって楽しいです。

見終わった後はパリのギャラリーさん

1月と7月さんと合流して

昔ながらの家庭料理を出しているレストランでランチを食べました。

地元の方が多いお店で、美味しくて素敵なお店でした。

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1月と7月さんは

ヒメミズキでもお世話になっている陶芸家の二階堂明弘さんの

器を扱っているギャラリーさんです。

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日本の作家の器やアンティークの作品を扱うギャラリーです。

二階堂さんの器も置いてあるお店で全然違って見えます。

展示の仕方やセレクトしているものが美しくて

大変勉強になりました。

 

この日の最後はサン・ジェルマン・デ・プレ教会へ。

パリ最古の教会とのこと。

たくさんある教会の中ではこじんまりしている方のようで

観光客よりも地元の方の方が多くて、静寂な雰囲気が心地よい教会。

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近々、この教会でコンサートが開かれるようでオーケストラの方々練習されていました。

天井の高い教会に美しい音色が響き渡ってそれはそれは素晴らしい時間でした。

お祈りする人、練習風景を見学する人。

ゆったりと自由に想いおもいに過ごす方々を見て

なんて豊かなのだろうと、感動して涙が出てきました。

圧倒的な差というか、なんというか文化の違いを痛感しました。

 

ーその3に続くー

 

フランス旅行記 その1

2019.02.09

先日、1週間のお休みを頂き パリへ行ってきました。

以前から、フランスの蚤の市に行ってみたい

と思っており、ようやく実現することができました。

海外へ行った経験は過去に一度きりで、 それもイランだけ。

(珍しいから驚かれます)

以前に勤めていたインテリアの会社で

手織りの絨毯の買い付けに行ったきりです。

せっかくの時間を使って海外へ行くのだから、

たくさんの事を吸収して帰って来たいと思い

一人で行く事を決意。

自分でやらなければならない環境を作った方が

勉強になるかなという

そんな理由で

初めての海外一人旅でした。

 

海外に慣れていないので

たくさんの方々が心配してくださいましたが、

無事に楽しく5日間を過ごして来ました。

周りにフランスへ行ったことのある方も多く

色々な情報を教えてくれたり、本を貸してくれたり

フランス在住の日本人のお友達を紹介してくれたり。

事前に色々と準備もできたので(語学力以外は 笑)

トラブルもなく楽しく過ごすことができました。

ですが、

着いて2日目に、顔に吹き出物がいくつかできて、

 (疲れやストレスで出るのです わかりやすい。)

やっぱり自分で思っていたより緊張していたのだなと感じました。

 

今回の旅の目的は蚤の市と美術館巡り。

 私が行く予定にしていた蚤の市は、土曜日と日曜しか開かれないので

他の日は、美術館やアンティークショップを色々とまわりました。

初日は朝の4時に空港に着き、まだ真っ暗。

まずは、空港からパリ市内へ行って

ホテルに荷物を預けることからスタートです。

自分でホテルも予約したので、ちゃんと予約が取れているのか

バスで無事に辿り着けるか。私の拙い英語が通じるのか。

色々と心配もありましたが、案外すんなりとホテルに辿り着いて

荷物も預けることができたので一安心。

調子に乗って、カフェに入って フランス語でカフェオレを頼んで

明るくなるのを待ちました。

(カフェでの注文の仕方だけは覚えて行きました!)

 

 

初日は金曜日だったので、この日は美術館をまわろうと決めていました。

最初はオランジュリー美術館。

 

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パリの美術館のすごいところはほとんどの美術館が

写真撮影が可能だということです。

念のために、係の方に撮影しても良いか確認したら、

フラッシュなしだったらOKとのこと。

(有名な絵画なのに、すごいですよね)

それほど大きな美術館ではないので、混雑することもなく

ゆっくりと楽しむことができました。

続いて、行ったのはプティパレ(パリ市立美術館)。

こちらは、市の美術館ということで常設の展示だけだと

無料だそうです。

せっかくなので企画展も見ましたが、

常設だけでも充分見ごたえがあります。

 

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絵画も素晴らしかったですが、やっぱり壺や器を見ると俄然テンションが

上がりますね。

そして中庭が素晴らしかった。

 

こちらは中庭の動画です↓

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中庭を見ながら食事ができるカフェがあるので、

ここでお昼を食べようと計画していたのですが、

私が行った時間が早過ぎて、まだカフェメニューしかなく。。。

そこはリサーチ不足でしたが、素敵な空間だったのでコーヒーを注文しました。

そして一日目の最後は、

インテリアの勉強を始めた頃からいつか見たいと思っていた

ル・コルビジェの建築 サヴォア邸へ。

 

国鉄に乗って20分。

ちょっと郊外なので、切符の買い方が難しい。

切符売り場の画面を見てもさっぱりわからなかったので

みどりの窓口みたいな所へ行ってお姉さんに聞いて見ました。

すると、「あー、そこへの切符の買い方は難しいわね〜。

一緒に行ってあげるわ」みたいな感じで

(英語なのではっきりわかりませんが 多分そんな感じです)

切符売り場に一緒に来てくれて、

「帰りはどこまで?」と帰りの分の切符まで買ってくれました。

フランスの人は「冷たい」という話を聞いたりしますが、

丁寧で優しい方にお会いできて心が和みました。

 

この駅は、クロード・モネの絵画にもよく出てくる

サン・ラザール駅。

ガラスと鉄骨の大きな駅は雰囲気があり、印象派の画家たちが

この場所を描こうと思ったもの頷けます。

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とても素敵な駅だったのですが、

現在パリはテロ厳戒態勢。

このくらい大きな駅になると、警察官の数がすごく多いのです。

見たこともないような大きな銃を持った警察官とすれ違ったり、

警察官に追いかけられている人を見たりして心臓がばくばくしました。

日本では、絶対に見ない光景ですものね。

平和な国で生まれてありがたいなとしみじみ感じながら

国鉄に乗車しました。

少し走ると、だんだん風景が田舎に。

ポワシーという小さな駅で降りて徒歩20分くらいでサヴォア邸です。

途中の道には古い教会があったり

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公園があったり。

(公園に南天がありましたよ!)

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市内とはまた違い、素朴な雰囲気で素敵でした。

 

そして見えて来ました 宙に浮いた箱のような

サヴォア邸。

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時期も時期なので、

見学者も少なく、私しかいない時間も多かったので

随分とゆっくり見ることができました。

 

 

 

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時差と、初めての海外ひとり旅ということで

夕方から急にまぶたが重くなってしまい、

この日はポワシー駅の近くのお惣菜屋さんで

キッシュやエビのマリネやアボカドのサラダを買って

ホテルに帰って食べました。

そんな感じで一日目が終了。

長々書いてしまったので、

2日目以降のお話はまた後日に。