作り手の覚悟
2016.03.18
昔から、自分で作るより、誰かが作ったものを見るのが好きでした。
お店でよく、自分では作らないのですか?
と聞かれますが、作ろうと思ったことは一度もないのです。
自分が作ったものを売って生活していくと決めた
覚悟のある作り手さんのうつわに
叶うわけがないと思っているからです。
今回の企画展でも、伊藤さんと志村さんの
作り手としての覚悟を感じ、そんなうつわを見ていると
美しさを感じるのと同時に
私も自分のやるべきことに、
真剣に向き合っていこう。
と前向きな気持ちになります。
真剣につくられたうつわは
ただの食べる道具ではないのです。
私にとっては、気持ちを正してくれる
先生のようなものかもしれません。
Soirée du printemps 〜春の夜会〜の様子
2016.03.17
伊藤さんと志村さんの2人展も気が付けば
6日が過ぎようとしています。
初日に開催された
《Soirée du printemps 〜春の夜会〜》が
まるで昨日のことのようです。
すっかり遅くなりましたが、当日の様子をご紹介致します。
伊藤さん、志村さんの作品に合わせて
Pâtisserie Solangeのユウさんが作って下さったお菓子。
おいしかったなぁ。
「春の夜会」というには、まだ肌寒い夜ではありましたが、ヒメミズキの店内は
ご参加下さった皆様の温かい雰囲気で包まれておりました。
いつもつたない司会、進行で申し訳ないです。。。
今回、Pâtisserie Solangeのユウさんが作ってくれたお菓子は、
ガトーバスクショコラ
抹茶のケーキ
ラムバニラとバラのマカロン
赤い果実のソースをかけたブランマンジェ
おいしく楽しいひとときでした。
伊藤亜木さんと志村さんの2人展が始まっています。
2016.03.14
土曜日よりスタートした
伊藤さんと志村さんの2人展。
たくさんの方にお越し頂けて、とても嬉しいです。
特に初日は、混雑して伊藤さんにもずっと梱包を手伝って頂き…。せっかく在廊して頂いたのに…なんて申し訳ないことを…と後から反省しました。
しかも、志村さんがなかなか来ない…笑
オープン時間に合わせてお越し下さった皆様、本当に申し訳ございませんでした。
また次も新潟へ来るとおっしゃて頂きましたので、次回はオープン前から待機してもらおうと思います。
本日3日目が終わりましたがまだまだ素敵な作品がたくさんございます。
お二人のうつわをご紹介致します。
志村和晃 染付双耳小壷 ¥2,376
志村和晃 染付菊花しのぎ7.5寸皿 ¥7,128
志村和晃 染付オランダ風猪口 ¥2,376
伊藤亜木 ガラス皿 ¥3,546 中鉢4,320
伊藤亜木 一輪挿し色々 ¥1,944
他にもご紹介したいうつわがたくさんあります。
続きはまた明日に!
磁器と陶器 志村和晃さん
2016.03.10
3/12(土) よりはじまる 伊藤亜木さん志村和晃さんの2人展。
本日は志村さんをご紹介致します。
志村和晃
1979 千葉県館山市生まれ
2004 京都で陶芸の基礎を学ぶ
2006 石川の工房で修行
2008 益子の工房で修行
2012 益子にて独立
2014 館山に工房を移転
骨董のような趣を感じる志村さんの作品。
ヒメミズキでの展示は
今回が初めてとなります。
修業していた頃に
古いものをよく見るように
と師匠さんに教えてもらったことをきっかけに
日本、中国、ベトナム、オランダなど、様々な国の古いものに興味を
持ったという志村さん。
色々な古いものを勉強され、
更に、京都、石川、益子と
それぞれ異なる特徴を持つ焼き物の産地で修業する中で
志村さん独自の作風が生まれました。
https://www.instagram.com/p/BCe3qlAMqs1/?taken-by=kazuakishimura
志村さんは、磁器と陶器。どちらも作る
ちょっと珍しい作り手さんです。
様々な場所で学んできた経験を生かした
モノづくりができることは
自分の強みだと思うとおっしゃっていました。
先日志村さんと、どこの国の古いものが好きかお話していた時に
なんだか好みが似ているということに気が付きました。
だから、志村さんの作品に惹かれるのだなぁ。
本日、ご連絡を頂き
2人展用の作品が全部で260点になったとか!
沢山届きますよ~。
伊藤さんの作品を合わせると500点弱になるでしょうか。
見応えありますね~。
12(土)11:00openです。
明日は、展示会準備の為お休みとさせて頂きます。宜しくお願い致します。
2016.3.12 (sat)-3.21(mon)
Aki ito/Glass + Kazuaki Shimura/pottery
11:00~18:00 open 期間中無休
伊藤亜木さん/志村和晃さん在廊日 3/12(土)
伊藤亜木さんのガラス
2016.03.09
今週土曜日よりはじまる
伊藤亜木さんと志村和晃さんの2人展。
お二人のご紹介をさせて頂きたいと思います。
伊藤亜木さん
1972 東京生まれ
1995 セツ・モードセミナー卒業
1998 (株)井田硝子入社
2001 フリーで活動 硝子と布物の製作
2006 茂木町に移住・築窯
初めて伊藤さんの作品を手にしたのは、東京のカフェ&ギャラリーでした。
もしも自分のお店を持てるようになったら、絶対お願いしたいな。。。と思っていたところ
念願叶って
ヒメミズキ オープンの時からお世話になっております。
気泡の入った吹きガラスは、素朴であたたかみがあって。
そして、何より使いやすくて、大ファンです。
ガラスを焼いているところの写真です。
伊藤さんは、焼いている途中の
ガラスがオレンジ色に溶けている様子が
美しくて、一番好きな瞬間だそうです。
ガラスを吹き込む型です。ゼリーやマドレーヌの型、手作りのモールなど。
ガラス用のハサミやハシ、木ゴテなど。
形を整える道具です。
使い込まれた道具たちにも美しさを感じます。
グラス、お鉢、酒器、花器などなど
200点程届く予定となっております。
是非、お楽しみに。
明日は志村さんのご紹介をしたいと思います。
2016.3.12 (sat)-3.21(mon)
Aki ito/Glass + Kazuaki Shimura/pottery
11:00~18:00 open 期間中無休
伊藤亜木さん/志村和晃さん在廊日 3/12(土)