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宮田竜司さんの工房へ①

2023.09.22

太陽の日差しが眩しい8月の終わり。

栃木県益子町にある宮田竜司さんの工房へお邪魔しました。

青々と生い茂る緑の木々の奥に宮田さんの工房はあります。

気持ち良さそうに葉を伸ばす立派な木々。

2006年に独立してご自身の窯を作った際に植えたものなのだそう。

明るい日差しが入る轆轤場の窓から

風にそよぐ緑色の葉が見えてとても素敵なお仕事場でした。

工房を見学させてもらう前にお話しを伺おうと

リビングへお邪魔すると本棚にやきもの関連の本がズラリ。

端から順に全部読みたいと思う魅力的な本ばかり!

その中から宮田さんが陶芸の道に進むきっかけとなったという本を見せていただきました。

中国・宋代の陶磁器 宋磁 

シンプルかつ研ぎ澄まされたフォルムが美しく、中国陶磁の歴史のみならず

世界的にみても最も完成度の高い陶磁器を生み出した時代とも言われています。

この本をきっかけに陶芸の道へ進む事を決めたという、宮田さんの感性。

それは陶芸好きだったお父様の影響も大きいそうです。

ご実家には人間国宝の原清さんの作品をはじめ様々なやきものがあり

幼い頃からやきものが身近にあったという宮田さん。

お話しを伺っていると陶芸家という職業も自然と選択されたような印象を受けました。


益子の製陶所で勤務した後、高内秀剛先生に7年間師事。

「新しい事にも挑戦し続ける探究心が強い先生だったので失敗する事も時々あり、そこから学ばせてもらうことも多かったです」と宮田さん。60cmを超える、かなり大きな作品もあったそう。

「土の力強さと豪快さの中に繊細な美しさがある先生の作品が好きで、だからこそ独立した時には真逆の作品を作るようになりました。」

第2回につづく…

次回は宮田さんのキリッとした美しいラインについてなどを

お届けします。

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宮田竜司 個展

2023.9.30()〜10.8()

Open 11:00〜18:00

※30(土)は12:00まで要予約

※10/4(水)定休日

宮田竜司
1976年 東京生まれ
1999年 高内秀剛氏に師事
2006年 益子町にて独立築窯
2012年 国展入選
2013年 国展入選
2014年 国展入選 
2015年 栃木県芸術祭奨励賞受賞
2016年 国展入選・国画会会友
2017年 国展入選
2019年 国展工芸部奨励賞受賞