銅鍋を作りました
2019.07.11
昨日はお休みをいただき
鎚起銅器職人大橋保隆 さんの
銅鍋作り体験をしました。
大橋さんの銅鍋を自宅で使っているのですが、
これまで自分で作った事はなく、
素敵な友人宅で、長年の思いがようやく実現しました。
感想を一言で言うならば、
とにかく 大変!
体力に自信がある方だとは思っていましたが、
開始15分で「ダメだ、手が痛い!」
となり 参加者全員
「疲れたーー!!」と口々に。
大変なのは もちろん承知でしたが、
永遠と叩き続けるのは 想像以上のもので
銅鍋作りというか 何かの修行のようだと感じました笑
叩いて立ち上げる。
頭ではわかっていても
すぐに形は変わってくれません。
とにかく叩き続けるしかないのです。
大橋さんの技術と精神力の高さを
改めて実感しました。
叩き続けてなんとか形になり
続いて槌目模様をつける作業。
これがまた難しく、
全然綺麗に模様がつけれなくて
せっかく形になってきた鍋の形が
崩れる・・・。
数分でみんな
「今回は模様はやめておきます!!」
と潔くやめていました。
完成した私の銅鍋はこちら。
叩く作業は大変でしたが、
自分で納得のいくまで叩き続けて作った銅鍋は
とても愛おしく
銅鍋作りの後は、早速 みんなで作った鍋で
夕ご飯を作って食べました。
友人たちは初めての銅鍋なので
調理している時も
大はしゃぎ。
卵が!ふわふわ!!
野菜が美味しい!!
最高ー!と日中の疲れも吹き飛んだような
笑顔を見せていましたが
みんな手に湿布を貼りながらの調理でした。
貴重な体験をさせてくださった大橋さん。
本当にありがとうございました。